□ 「特許事務所」ってどんなところ?
□ 「特許事務所」と「安富国際特許事務所」
□ 「安富国際特許事務所」の特徴は?
□ 当所の思想・信条
□ 当所の現状
□ 特許業務法人って?
□ その他
当所の思想・信条
1) 人たるもの、社会的地位や名誉を欲するのは当然です。しかし、当所では、事務所の存在は顧客とともにあり、顧客が何を求めているかを規範の原点として行動していますので、名誉欲や地位を求める方には居心地は必ずしも良くないかも知れません。しかしながら、顧客の信頼に応えることに全力を尽くす人、大切な研究成果を明かされ研究の最先端の権利化を任された良心的な顧客から称賛されたり、それにより自己実現を心の底から願う人にとっては、極めて居心地の良い職場です。

2) 当所は、顧客の信頼に応えるためには、所員が力を発揮するにあたって所員相互の信頼関係、先輩後輩間の良好な人間関係が必須であると考えています。充分の報酬額が得られるほか、能力に応じた裁量権が与えられ、頑張った人に対してその分だけの評価が行われ、所内の待遇が与えられる。そうした所内制度を確立することこそ、顧客への信頼の原点だと考えています。言い換えると、顧客も大切ですが、所員の待遇こそが大切であり、この2つが両輪となって、事務所が発展し、顧客も所員も前進してゆくものである、そう考えています。

3) 日本国特許庁は東京にしかなく、また各企業の知財部門の多くは東京に集中しています。しかしながら、優良企業の発明部門は関西地区にも多数存在しており、名だたる在阪化学会社も多く存在しています。これらの優良会社では、在阪特許事務所、特に全世界での権利化を得意とする特許事務所を真剣に求めているのです。私たちは、この傾向は、東京一極集中が仮にこのまま進んだとしても、全世界を相手とする企業の発明部門が関西に存在するかぎり、在阪特許事務所が大切にされる時代が続くものと考えています。

4) 当所は、6人の事務所運営者及びその他の4人の補助指揮者以外の方にはフレックス制度を取り入れておらず、原則として午前9時から午後5時15分まで、45分間の昼休み休憩を除き7時間30分の間に集中した頭脳作業をして戴くこととしています。1日に7時間半のわき目もふらない集中作業を行う能力をまず開発して戴きたい、と思うのです。期限ものの処理等の特殊事情を除き、通常業務には残業はしない、させない、というのが基本姿勢です。実力をつけるためにも、定められたコアに懸命に自己開発をし、夕べはゆっくりと自由な時間を過ごして明日に備え、魅力ある人生を謳歌しませんか。

5) 人間は、感情で動く動物です。いかに能力がある人でも感情が伴わない行動によっては良い仕事をすることはできません。当所は、事務所の運営にあたって、また所員を評価するにあたって、周囲との協調性を重視し、所内での良好な人間関係の構築に最も力を注いでいます。所内での人間関係の良さは、当所と顧客会社との良好な人間関係の構築につながり、新たな業務領域の拡大にもつながってゆくものとも考えています。しかし、所員の皆様の個人的行動の干渉までも強制することは結局個人尊重の基本にもとることとなるとも考えていて、強制的な社員旅行や残業同等の飲み会などはなるべく自粛し、所員による自主的な相互理解(勉強会等)を推薦し後押ししています。

6) 当所は現在、多数の仕事を抱えて多くの新人入所者を迎え所内体制が次第に強固のものとな りつつあります。ここ数年、業務容量の拡大に合わせて、必要な人材の確保に注力しています。景気後退と顧客会社の予算減少等に影響されて近年の売上合計は必ずしもそれ以前の上昇一辺倒のものではありませんが、特許事務所の人材は1、2年では決して育成できない事情に鑑み、今後も増員計画を遂行してゆきます。

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